tsuyukusanoniwaのブログ

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露草(つゆくさ)について…

ニックネームに使わせていただいています「露草(つゆくさ)」について少し…。

 

僕の好きな花のひとつで、6月から9月ごろ庭先などに見かけますね。青い小さな花が朝露に光る姿は日本的な美しさをたたえています。

 


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生薬として民間薬利用もあり、鴨跖草(おうせきそう)の名で使われています。花の時期に収穫し全草を乾燥させて利用。解熱、止瀉、消炎、鎮痒の作用があるそうですよ。

次の花の時期になれば自分で作って試してみたいです。もちろん自分で(*´∀`*)

 

古来から人びととの関わりは深く、『万葉集』には月草(つきくさ)などと読まれているそうです。一説には花の色が衣服に付きやすいので着き草との謂われも…。青い花の色素はコンメリニン(金属錯体型アントシアニン類)で直ぐに退色する性質があるので、着物の友禅染の柄を描く時の下絵具として使用されるらしいです。

 

その様な事は知らないので、子どものころに露草の花で色水を作って絵を描いて宿題の絵を学校に持って行ったら色が消えていた…苦い思い出ですが、その儚さが逆に好きにさせてくれました。